インフルエンザ等の一般的な検査方法は迅速診断検査キットを用いた「抗原検査」で判定を行います。
この検査は発熱してから12時間以上48時間以内に行うのが適切だと言われています。
発症後12時間以内に抗原検査を実施した人のうち30%程度の方はウィルスがいても「偽陰性」になることがあります。発症後9時間未満に陰性であった症例の20%程度は最終的に陽性であることがあり、5人に1人は見逃してしまう恐れがあるということになります。
検査方法は綿棒を鼻の奥まで入れるため不快な痛みを伴います。
小さなお子様では押さえつけられたり、鼻に綿棒を入れるため恐怖と痛みでトラウマになる子もいます。
また、長年のコロナ禍に引き続き、検査キットも不足しています。タイミングが早く何度も検査を受けていると消費量が早くなり、インフルエンザやコロナが最大に流行している時期に検査キットが枯渇してしまう可能性もあります。
検査をご希望される場合は適切なタイミングで受けるようご協力をお願いします。